
自分の能力を引き出すうえで、もっとも大切なのは心のバランスだというのは、誰もが経験的に知っているところではないでしょうか。でも、そのバランスをどのように構築・維持するのかについて、実際に成功している人は少ないでしょう。
彼が何故あらゆるゲームでパフォーマンスをコンスタントに発揮するのか、私は昨年末くらいから非常に興味を持って見ていました。サッカー日本代表、長谷部誠選手です。私よりも年下でありながら、冷静なプレー・発言。間違いなく心のバランスを取るのが上手な人物。彼がどのような考え方をしているのかとても興味を持っていたところ、今年の春ごろ書店でこの本を見つけました。
第1章 心を整える。
第2章 吸収する。
第3章 絆を深める。
第4章 信頼を得る。
第5章 脳に刻む。
第6章 時間を支配する。
第7章 想像する。
第8章 脱皮する。
第9章 誠を意識する。
売れまくってますし、amazonのレビューも多いこと多いこと。なので、読書メモとは言え、書くのをためらっていましたが、書かないと本の置き場に困ってしまうため書いておきます。
本書を表現するとすれば、まさに「超真面目」本。ここまで真面目だと面と向かって「真面目ですね」って言えないレベル。でも、プロフェッショナルの真髄を感じることができます。また、単に「真面目」なだけでなく、己をわきまえているという意味で「超」なのだと思います。
昨日は『メンタル・タフネス』のことを書きましたが、その際に「回復」にスポットライトを当てることの大切さが述べられていると書きました。長谷部選手はそれを自己流で実践していることが分かります。たとえば、眠る前に「心を鎮める30分」を作るとか、勝負前に集中し始めるタイミングを考えるとか、読書の大切さや時間管理を大切にするなど。さらに、自分の世界を確立する、というと大げさかもしれないけど、自分のリズムをつかんでおくことの大切さを経験として理解している。だから無駄なストレスを避けることもできるし、ストレスからの「回復」へのプロセスが整っているわけです。その結果、パフォーマンスを維持できる。
私は、これほどまでに(といっても長谷部選手の自然なカタチなのでしょう。)真面目に自分を管理することはできないでしょうが、自分が今一番集中しなければならないと決めたことに全力を尽くせるようなマネージメントくらいは、していかなければならないと思います。日中は勉強に集中しようと思うなら、過度なアルコール摂取は避けるべきですし、フル稼働できるくらいの栄養・睡眠は欠かせない。そういう基本的なことを毎日続けることが、結果を生むことになるのでしょうね。時間的に制約がなくなった今こそ、私が最も大切にしたいと考えているポイントです。
私はこれまでの人生を振り返ってみたときに、「継続」できないことが最も反省しなければならない点だと考えます。今自分に課しているチャレンジは、それ自体に目的があるというよりも、自分への課題を乗り越えることができるかどうかが、これからの人生を大きく左右するのだと思ってます。「頑張る」という言葉はあまり好きではないので、丁寧にやるべきことをやるように心がけます。
こういう真っ直ぐな本に触れることも、ときには心の栄養になるかもしれませんね!
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣






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